プログラム

11:00-20:00

ポスター展示 @半田赤レンガ建物

11:00

受付開始

13:00

開会の辞

二又裕之日本生物工学会中部支部長

13:05-13:35

特別講演①「新素材の製パン評価とパン業界の人材育成」

伊賀大八/日本パン技術研究所 理事 製パン技術教育事業部長 

正確な製パン評価には、高度な加工技術を安定して実行できるスキルが不可欠です。人手不足が続くなか、人の数に頼らず人材の質を高めて未来に備える必要があります。不安なく将来を委ねられる若い世代を育てることの重要性について、新しい素材の試験評価事例を交えながら考えます。

13:40-14:10

特別講演②「経済性と膨化性に優れたもち大麦パンの研究開発から実用化への取り組み 」

中塚康雄/ベーカリー アンリエット

発酵性食物繊維に富むがグルテンを含まない大麦粉をパンに利用した場合,膨化を阻害し食味が劣るため普及していない。なぜ膨らまないのか?その原因を明らかにした上で課題解決手段を検討した結果,生産性を落とさず製造原価を上げずに100%小麦粉パンと同等の膨化性を発現するもち大麦粉30%混合パンを実用化した。

14:10-14:20

休憩

14:20-14:50

特別講演③「パン酵母における発酵経路酵素の発現調節機構」

野村亘/信州大学農学部農学生命科学科・助教 

酵母はパン生地の発酵や醸造などにも幅広く活用される微生物である。本発表では、酵母アルコール発酵経路の代謝酵素群の発現調節、特に解糖系の最終産物であるピルビン酸をアセトアルデヒドへと脱炭酸するピルビン酸デカルボキシラーゼに着目した解析結果について紹介する。

14:55-15:25

特別講演④「『食べる』のぜんぶを、あたらしく。~黄えんどう豆粉パンの開発~」

家森優佳/株式会社Mizkan Holdings 新規事業開発 R&DグループZENB BREAD開発担当

ZENBは「食べる」のぜんぶを、あたらしく。をミッションに掲げ、多様な食シーンを対象に製品開発を進めています。主食領域では、黄えんどう豆粉を主原料としたグルテンフリーの麺(ZENB NOODLE)やパン(ZENB BREAD)を展開しています。開発段階では、黄えんどう豆の生地をどのように膨らませるかや、保存料を用いずに、常温で長期間(4カ月)保存可能な品質の確立など、多くの苦労がありました。本発表では、黄えんどう豆粉パン(ZENB BREAD)の開発についてご紹介します。

15:25

閉会の辞

中川智行パンシンポ運営委員会・日本生物工学会中部副支部長

16:00-17:30

見学会 @ MIM (MIZKAN MUSEUM)(ミツカンミュージアム)

ミツカンミュージアム見学(60名まで)

(移動:送迎バスあり

18:00-20:00

懇親会・ポスター展示 @半田赤レンガ建物・カフェ

料金:
一般 アルコール飲み放題・軽食付き:5000円
一般 ノンアルコール飲み放題・軽食付き:3500円
学生 アルコール飲み放題・軽食付き:2000円 ※学生証の提示必須
学生 ノンアルコール飲み放題・軽食付き:2000円 ※学生証の提示必須